転移の危険はある?
転移について
卵巣がんは、進行すると身体の他の臓器や部位にも転移します。卵巣がんは自覚症状が現れにくいがんですので、転移が起こってから病院を受診する人も少なくないようです。最も転移がよく起こるのは腹膜播種です。卵巣の表面から腹膜にがん細胞が散らばっていきます。また、小腸などにがんが浸潤していれば食欲不振や腸閉塞になることがあります。そのほか、尿管に浸潤すれば腎盂炎、膀胱に浸潤すれば排尿障害、直腸に浸潤すれば排便障害を起こすともあります。
腹部大動脈の周りや骨盤内のリンパ節にもよく転移が起こるといわれています。腹膜や周辺リンパ節に転移したがんは、最終的には遠く離れた肺や肝臓などの臓器に転移してしまいます。
転移のない卵巣がんは手術によって治りますが、転移がおこれば手術のみでは治療が難しいのが現状です。そのため、転移した卵巣がんの治療は、抗がん剤が中心になります。転移すればするほど生存率も低くなっていきます。
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